Star TUP900 Windowsプリンタドライバ

このソフトウェアは、Star TUP900用のWindowsプリンタドライバです。
このプリンタドライバを使用して、多くのWindowsアプリケーションにおいて、基本的な印刷機能を使用することができます。

 

基本説明

プリンタキューの作成

プリンタドライバの機能を使用するには、プリンタキューの作成が必要です。  プリンタキューは以下の方法で作成できます。

 

プリンタキューが作成されると、プリンタの設定が可能となります。 プリンタの設定は以下の手順で行ないます。

  1. コントロールパネルより、Windows7/8/8.1では[ デバイスとプリンター ]を、WindowsVistaでは[ プリンタ ]を、 WindowsXPでは[ プリンタとFAX ]を開きます。
  2. 設定を行うプリンタキューのアイコンを右クリックしてプルダウンメニューより、 Windows7/8/8.1では[ プリンターのプロパティ ]を、WindowsVistaでは[ 管理者として実行 ] - [ プロパティ ]を、 WindowsXPでは[ プロパティ ]を選択します。
  3. 「全般」タブの[ 印刷設定 ]、または「デバイス設定」タブによりプリンタの設定を行ないます。

プリンタキューごとに、異なるプリンタ機能の設定を行うことができます。

 

プリンタドライバ機能と印刷モードの設定

プリンタドライバは’Line’と’Raster’の2つの印刷モードをサポートしており、デバイス設定の「印刷モード」を 切り替えることによって、使用できる機能が異なります。

’Raster’はグラフィックの高速印字が可能です。 また、デバイスフォント等’Line’のみで使用することができる機能があります。

それぞれのモードで使用できる機能は以下の通りです。機能名をクリックすると詳細説明へとリンクします。

デバイスの設定LineRaster
用紙タイプ
印字速度
印字濃度
印刷位置×
180度反転印刷×
エラー復帰時のデータの扱い
頭出し機能×
電源投入時のブラックマーク位置検出
拡大縮小×
用紙カット
NVロゴ印刷×
ソフトロゴ印刷×
プレゼンタ機能 (TUP992のみ)

その他の機能LineRaster
用紙サイズ
各種デバイスフォント×
プリンタビジータイムアウト
トップへ戻る

詳細説明

デバイスの設定

「デバイスの設定」タブによって、プリンタキューの設定内容を変更することができます。 「デバイス設定」タブは以下の手順で開きます。

  1. コントロールパネルより、Windows7/8/8.1では[ デバイスとプリンター ]を、WindowsVistaでは[ プリンタ ]を、 WindowsXPでは[ プリンタとFAX ]を開きます。
  2. 設定を行うプリンタキューのアイコンを右クリックしてプルダウンメニューより、 Windows7/8/8.1では[ プリンターのプロパティ ]を、WindowsVistaでは[ 管理者として実行 ] - [ プロパティ ]を、 WindowsXPでは[ プロパティ ]を選択します。
  3. 「デバイス設定」タブを選択します。


Memo: 同時には設定できない機能があります。
デバイス設定の項目に「!」マークが表示された場合は、各項目の説明をご参照の上設定内容をご確認ください。

各機能の内容について以下に説明します。

 

印刷モード

文書の印刷モードとして’Line’、’Raster’の選択ができます。
初期設定では’Raster’が選択されています。 印刷モードの設定によって使用できるプリンタドライバの機能が異なります。 詳しくはこちらをご参照ください。
USBインターフェイスを使用する場合は’Raster’を、シリアルインターフェイスを使用する場合は’Line’を選択すると、 プリンタの特性をより生かした利用が可能です。

Note: 印刷モードを切り替え後は、ご使用のアプリケーションを再起動してください。

 

用紙タイプ

用紙長が調整可能な’Receipt’、用紙長を一定にする’Ticket’、ブラックマークを検知可能な’Black Mark’の3種類があります。
’Receipt’を選択した場合、ページの印刷が終わるとすぐに用紙カットを行います。 (用紙サイズにおいて’Receipt’用紙サイズの設定が必要です。)
’Ticket’を選択した場合、印刷後に用紙サイズにおいて指定したページ長さに達するまで紙送りを行い、 一定の長さで用紙カットを行います。
’Black Mark’を選択した場合、ブラックマークの位置で用紙カットを行います。

 

印字設定 - 速度

印字速度を設定します。
通常使用時は’High’の設定で使用します。 印字速度よりも印字品質を優先する場合には’Low’を選択してください。

Note:高解像度設定(印字品質) を行っている場合は、この設定は無効となります。

 

印字設定 - 濃度

印字結果の濃さを設定します。
通常使用時は’Standard’の設定で使用します。 印字を薄くする場合には’-1’’-2’’-3’を、印字を濃くする場合には’+1’’+2’’+3’を選択します。

 

印字設定 - 詳細 - 印刷位置

印刷位置を設定します。
用紙サイズに最大用紙幅以上の用紙幅(Star Thermal 112mm x A4、Star Thermal 4inch x Letterサイズ含む)を設定している場合や、拡大縮小の倍率に100%以外を設定して印刷範囲と用紙サイズが異なる場合に、 印刷範囲のどの部分を印刷するか、指定することができます。
印刷範囲の左端から用紙幅分の印刷を行うには’Left’を選択します。印刷範囲の中央から用紙幅分の印刷を行うには’Center’を選択します。 印刷範囲の右端から用紙幅分の印刷を行うには’Right’を選択します。

拡大縮小で設定した倍率と、設定した用紙サイズにより算出される印刷結果のサイズが収まる 最小の標準用紙サイズに合わせて位置揃えを行います。

Note: この機能は印刷モード’Raster’に設定されている時のみ有効です。

 

印字設定 - 詳細 - 180度反転印字

’Enable’に設定することで上下反転印字を行います。

Note: この機能は印刷モード’Raster’に設定されている時のみ有効です。

 

印字設定 - 詳細 - エラー復帰後のデータの扱い

エラー発生時の、送信済みの印字データを処理する方法を設定します。
エラー復帰後に残りのデータをクリアしたい場合には'Clear Data By Document Unit'を選択し、 プリンタプロパティの「ポート」タブにある”双方向サポートを有効にする”にチェックを入れてください。
エラー復帰後に残りのデータを続けて印刷したい場合には'Store Data'を選択し、 プリンタプロパティの「ポート」タブにある”双方向サポートを有効にする”のチェックを外してください。

Note: この機能はF/W(ファームウェア) Ver. 4.5から対応しており、古いF/Wでは正常に動作しません。
Ver4.4以前のF/Wをご使用の場合は、'Store Data'を選択し、プリンタプロパティの「ポート」タブにある ”双方向サポートを有効にする”のチェックを外してください。
F/Wのバージョンはプリンタを自己印字することでご確認いただけます。
また、F/Wのバージョンアップについては、ご購入先にお問い合わせください。

 

印字設定 - 詳細 - 頭出し

’Enable’に設定することで、印刷前にバックフィードを行い上余白を小さくすることができ、用紙の節約になります。

Note: この機能は印刷モード’Raster’に設定されている時に有効です。 また、TUP942では、さらに用紙カット(TUP942のみ)’Full Cut’または'Tear Bar'に設定されている場合のみ有効です。

 

印字設定 - ブラックマーク - 電源投入時のブラックマーク位置検出

ブラックマーク用紙を使用する際に’Enable’に設定することで、電源投入後の印刷時にブラックマーク位置を検出して紙送りを行います。

Note: この機能は用紙タイプ’Black Mark’に設定されている時のみ有効です。

 

拡大縮小 - 倍率

拡大、縮小の倍率を設定します。
20%から200%までの値を設定できます。
104mm幅の用紙サイズ設定において、倍率を70%に設定すると72mm幅の用紙に印刷することができます。

Note: この機能は印刷モード’Raster’に設定されている時のみ有効です。
また、同時にソフトロゴを使用している場合、ソフトロゴの内容へは適用されません。

 

用紙カット - ページ末尾 (TUP942のみ)

最終ページ以外のすべてのページのカット動作を設定します。
文書中の各ページにおいてカット/紙送り動作を行わない場合には’No Cut’を選択します。パーシャルカットを行う場合には’Partial Cut’を選択します。 フルカットを行う場合には’Full Cut’を選択します。

 

用紙カット - 文書末尾 (TUP942のみ)

文書の最終ページのカット動作を設定します。
カット/紙送り動作を行わない場合には’No Cut’を選択します。パーシャルカットを行う場合には’Partial Cut’を選択します。 フルカットを行う場合には’Full Cut’を選択します。 また、印刷終了後、用紙カット位置まで紙送り動作(カットなし)を行う場合には’Tear Bar’を選択します。

 

カット動作 (TUP992のみ)

文書中のすべてのページにおいてフルカット動作を行う場合には’Full Cut All Pages’を選択します。 文書中の各ページごとのカット動作を行わず、文書の最終ページのみでフルカット動作を行う場合には’Full Cut Last Page’を選択します。

 

NVロゴ

NVロゴは、プリンタユーティリティのロゴ登録によってプリンタに登録したロゴデータを、文書やページの前後に印刷する機能です。
この設定を行う前に、プリンタにロゴを登録しておく必要があります。 詳しくはプリンタユーティリティのロゴ登録ヘルプをご参照ください。

Note: この機能は印刷モード’Line’に設定されている時のみ有効です。

 

NVロゴ - 文書先頭

文書の先頭にロゴ印刷を行う場合に、ロゴを印刷する位置と印刷するロゴデータを設定します。
左揃えでロゴの印刷を行うには’Left’を、中央揃えでロゴの印刷を行うには’Center’を、右揃えでロゴの印刷を行うには’Right’を選択します。 また、'登録番号'に、印刷するロゴデータ番号を設定します。
選択されたロゴは、文書の最初のページの先頭に印刷されます。
’No Use’を選択すると、文書の先頭のロゴ印刷は行いません。

 

NVロゴ - ページ先頭

ページの先頭にロゴ印刷を行う場合に、ロゴを印刷する位置と印刷するロゴデータを設定します。
左揃えでロゴの印刷を行うには’Left’を、中央揃えでロゴの印刷を行うには’Center’を、右揃えでロゴの印刷を行うには’Right’を選択します。 また、'登録番号'に、印刷するロゴデータ番号を設定します。
選択されたロゴはページの先頭に印刷されます。
’No Use’を選択すると、ページの先頭のロゴ印刷は行いません。

 

NVロゴ - ページ末尾

ページの末尾にロゴ印刷を行う場合に、ロゴを印刷する位置と印刷するロゴデータを設定します。
左揃えでロゴの印刷を行うには’Left’を、中央揃えでロゴの印刷を行うには’Center’を、右揃えでロゴの印刷を行うには’Right’を選択します。 また、'登録番号'に、印刷するロゴデータ番号を設定します。
選択されたロゴは、ページの末尾に印刷されます。
’No Use’を選択すると、ページの末尾のロゴ印刷は行いません。

 

NVロゴ - 文書末尾

文書の末尾にロゴ印刷を行う場合に、ロゴを印刷する位置と印刷するロゴデータを設定します。
左揃えでロゴの印刷を行うには’Left’を、中央揃えでロゴの印刷を行うには’Center’を、右揃えでロゴの印刷を行うには’Right’を選択します。 また、'登録番号'に、印刷するロゴデータ番号を設定します。
選択されたロゴは、文書の最後のページの末尾に印刷されます。
’No Use’を選択すると、文書の末尾のロゴ印刷は行いません。

 

ソフトロゴ

ソフトロゴは、PCに保存したデータをロゴとして文書やページの前後に印刷する機能です。
プリンタから印刷する内容を、ラスターロゴデータとしてPCに保存して、ロゴとして使用することができます。 本プリンタドライバでは、この手法で作成したロゴデータを”SRLデータ”と表記しています。
また、PCに保存したBMPデータをロゴとして使用することができます。

ソフトロゴに使用するデータは、規定の場所(起動ドライブ:¥Star¥ <プリンタキュー名>¥StarRasterLogoData¥)の印字位置ごとのフォルダに 保存することで使用できるようになります。BMPデータを使用する場合には、ファイル名を0からの連番として保存してください。

Note: この機能は印刷モード’Raster’に設定されている時のみ有効です。

 

ソフトロゴ - モード

ソフトロゴを設定するタイミングの’Generate - ...'を選択して、ロゴデータにしたい内容を印刷することで、 規定の場所の各タイミングごとのフォルダに、印刷結果と同じ内容のロゴデータをSRL形式で保存します。
複数ページの印刷内容を複数のロゴデータとして保存することができます。また、すでにSRLデータが保存されたタイミングに対して ロゴデータの保存を行った場合は、保存済みのSRLデータが消去されて新しいロゴデータが上書きされます。
[ Test Print ]ボタンをクリックすると、選択した’Generate - ...'に対応するフォルダに保存済みのSRLデータをすべて印刷します。

’Print Mode'を選択することで、設定したタイミングでソフトロゴの印刷を行います。

 

ソフトロゴ - 文書先頭

'All - BMP'を選択すると、規定の場所の”StartDoc”フォルダにあるすべてのBMPデータを、文書の先頭に印刷します。 'All - SRL'を選択すると、規定の場所の”StartDoc”フォルダにあるすべてのSRLデータを、文書の先頭に印刷します。 'Sequential - BMP'を選択すると、規定の場所の”StartDoc”フォルダにあるBMPデータを、1データずつ順番に文書の先頭に印刷します。 'Sequential - SRL'を選択すると、規定の場所の”StartDoc”フォルダにあるSRLデータを、1データずつ順番に文書の先頭に印刷します。
’No Use'を選択すると、文書の先頭のソフトロゴ印刷は行いません。

 

ソフトロゴ - ページ先頭

'All - BMP'を選択すると、規定の場所の”StartPage”フォルダにあるすべてのBMPデータを、ページの先頭に印刷します。 'All - SRL'を選択すると、規定の場所の”StartPage”フォルダにあるすべてのSRLデータを、ページの先頭に印刷します。 'Sequential - BMP'を選択すると、規定の場所の”StartPage”フォルダにあるBMPデータを、1データずつ順番にページの先頭に印刷します。 'Sequential - SRL'を選択すると、規定の場所の”StartPage”フォルダにあるSRLデータを、1データずつ順番にページの先頭に印刷します。
’No Use'を選択すると、ページの先頭のソフトロゴ印刷は行いません。

 

ソフトロゴ - ページ末尾

'All - BMP'を選択すると、規定の場所の”EndPage”フォルダにあるすべてのBMPデータを、ページの末尾に印刷します。 'All - SRL'を選択すると、規定の場所の”EndPage”フォルダにあるすべてのSRLデータを、ページの末尾に印刷します。 'Sequential - BMP'を選択すると、規定の場所の”EndPage”フォルダにあるBMPデータを、1データずつ順番にページの末尾に印刷します。 'Sequential - SRL'を選択すると、規定の場所の”EndPage”フォルダにあるSRLデータを、1データずつ順番にページの末尾に印刷します。
’No Use'を選択すると、ページの末尾のソフトロゴ印刷は行いません。

 

ソフトロゴ - 文書末尾

'All - BMP'を選択すると、規定の場所の”EndDoc”フォルダにあるすべてのBMPデータを、文書の末尾に印刷します。 'All - SRL'を選択すると、規定の場所の”EndDoc”フォルダにあるすべてのSRLデータを、文書の末尾に印刷します。 'Sequential - BMP'を選択すると、規定の場所の”EndDoc”フォルダにあるBMPデータを、1データずつ順番に文書の末尾に印刷します。 'Sequential - SRL'を選択すると、規定の場所の”EndDoc”フォルダにあるSRLデータを、1データずつ順番に文書の末尾に印刷します。
’No Use'を選択すると、文書の末尾のソフトロゴ印刷は行いません。

 

 

プレゼンタ (TUP992のみ)

TUP992に装備されているプレゼンタに関する各種設定を行います。


プレゼンタ - 動作モード

プレゼンタの動作を設定します。
’Loop - Hold’を選択すると、印刷終了後に用紙を排出し、用紙後端を保持して待機します。
’NoLoop - Hold’を選択すると、印刷しながら用紙を排出し、用紙後端を保持して待機します。
’NoLoop - NoHold’を選択すると、印刷しながら用紙を全排出します。用紙の保持は行いません。

 

プレゼンタ - 用紙回収機能

プレゼンタにおいて、用紙の回収、または全排出の動作を行うかどうかを設定します。
'Do Not Retract'を設定した場合、用紙の回収、または全排出は行わず、用紙が取り除かれるまで保持します。
'Retract'を設定した場合、プレゼンタ - 用紙保持時間に設定した時間が経過すると、用紙の回収の動作を行います。
'Eject'を設定した場合、プレゼンタ - 用紙保持時間に設定した時間が経過すると、用紙の全排出の動作を行います。

Note: プレゼンタ - 動作モード’NoLoop - NoHold’を設定した場合は、 ’Eject'のみ設定できます。

 

プレゼンタ - 用紙保持時間

プレゼンタにおいて用紙の回収、または全排出の動作を行う場合の、プレゼンタに用紙を保持してから回収、または全排出するまでの時間を設定します。
1秒から127秒までの値を設定できます。

Note: プレゼンタ - 動作モード’NoLoop - NoHold’を設定した場合、また、 プレゼンタ - 用紙回収機能’Do Not Retract’を設定した場合は、 用紙保持時間の設定は無効となります。
また、複数ジョブ、または複数ページの印刷を行う場合、ポート拡張設定のプリンタビジータイムアウトに、 プレゼンタ待機時間よりも長い時間を設定してください。

 

用紙サイズ

このドライバには、標準用紙サイズが用意されています。
また、Windowsの機能を利用してユーザ定義による用紙サイズを作成し、使用する事もできます。
各用紙サイズは”幅”と”長さ”で定義されており、この範囲内のすべての領域の印刷が可能です。 ドキュメントにおいてマージンを設定する必要はありません。
レシートのような可変長印刷を行う場合には、用紙サイズ名に”Receipt”を含む用紙サイズを選択して、 用紙タイプの設定を’Receipt’としてください。

用紙サイズ設定は、印刷処理を行なうアプリケーションの設定が最優先されます。
アプリケーションに用紙サイズの設定箇所がない場合には、以下の設定を行ってください。 3ヶ所の設定値を同じ値とすることを推奨します。

  1. コントロールパネルより、Windows7/8/8.1では[ デバイスとプリンター ]を、WindowsVistaでは[ プリンタ ]を、 WindowsXPでは[ プリンタとFAX ]を開きます。
  2. 設定を行うプリンタキューのアイコンを右クリックしてプルダウンメニューより、 Windows7/8/8.1では[ プリンターのプロパティ ]を、WindowsVistaでは[ 管理者として実行 ] - [ プロパティ ]を、 WindowsXPでは[ プロパティ ]を選択します。
  3. ”全般”タブの[ 印刷設定... ]をクリック、”レイアウト”タブの[ 詳細設定... ]をクリックして、 詳細オプションを開き、用紙サイズを選択します。
  4. ”デバイスの設定”タブより、「給紙方法と用紙の割り当て」の”FRICTION”で用紙サイズを選択します。
  5. ”詳細設定”タブの[ 標準の設定... ]をクリック、”レイアウト”タブの[ 詳細設定... ]をクリックして、 詳細オプションを開き、用紙サイズを選択します。

 

標準用紙サイズ

TUP900プリンタドライバであらかじめ定義されている用紙サイズは以下の通りです。

設定値初期値印字幅長さ
104mm x 200mm104mm200mm
104mm x Receipt104mm3,000mm
80mm x 200mm80mm200mm
80mm x Receipt80mm3,000mm
72mm x 200mm72mm200mm
72mm x Receipt72mm3,000mm
56mm x 200mm56mm200mm
56mm x Receipt56mm3,000mm
Star Thermal 112mm x A4104mm297mm
Star Thermal 4inch x Letter104mm11inch

Note: Star Thermal 112mm x A4、Star Thermal 4inch x Letterサイズを使用した場合、印字幅を超えた部分はカットされます。
拡大縮小を使用して、Star Thermal 112mm x A4、Star Thermal 4inch x Letterサイズをイメージのままに縮小印刷することができます。

 

ユーザー定義による用紙サイズの作成

ユーザー定義の用紙サイズの作成は、Windows標準の機能を使用して以下の手順で行なってください。

  1. コントロールパネルから、Windows7/8/8.1では[ デバイスとプリンター ]を、WindowsVistaでは[ プリンタ ]を、 WindowsXPでは[ プリンタとFAX ]を開きます。
  2. Windows7/8/8.1では設定するプリンタを選択して、メニューより[ プリントサーバープロパティ ]をクリックします。 WindowsVista/XPでは起動したフォルダの余白部分を右クリックしてプルダウンメニューより、 WindowsVistaでは[ 管理者として実行 ]-[ サーバーのプロパティ ]を、WindowsXPでは[ サーバーのプロパティ ]をクリックします。
  3. WindowsVistaをご使用の場合は、”ユーザアカウント制御画面”が表示されますので、[ 続行 ]をクリックします。
  4. 用紙タブをクリックします。
  5. ”新しい用紙を作成する”のチェックボックスを選択します。
  6. ”用紙名”に現在表示されている名前を編集して、新しい名前を設定します。
  7. ”用紙の説明”内で寸法の単位を選択し、用紙サイズの「幅」と「高さ」を入力します。
  8. [ 用紙の保存 ]ボタンをクリックして、[ OK ]ボタンをクリックして画面を閉じます。

 

TUP900プリンタドライバで利用可能な用紙サイズは以下の通りです。
ユーザー定義用紙サイズは以下の範囲内で行なってください。

用紙サイズTUP942TUP992
用紙幅最小値45mm45mm
最大値104mm104mm
用紙高さ最小値25.4mm75mm
最大値3276.7mm300.0mm

 

デバイスフォント(プリンタフォント・バーコードフォント・コントロールフォント)

このプリンタドライバは、プリンタに内蔵のデバイスフォントを、ご使用のアプリケーションから選択して使用することができます。
デバイスフォントを使用する際には、プリンタドライバにて「印刷モード」を’Line’に設定してください。

プリンタフォントを使用することで、鮮明で高速な印刷結果を得ることができます。 バーコードフォントは、コードをテキストで入力することにより、バーコードの生成と印字が可能です。 コントロールフォントはプリンタが持つ機能を各文字に割り当てられており、文字を指定することによってさまざまな機能を実行することができます。

デバイスフォントに関してくわしくはこちらをご参照ください。

 

プリンタビジータイムアウト

プリンタがホストからデータを受け取れない状態(ビジー)がこの時間続いた場合、印刷ジョブはエラーとなり残りのデータが削除されます。
また、シリアルインターフェイス、パラレルインターフェイス、USBインターフェイスを使用した場合、印刷中のプリンタエラー検出時間としても使用されます。

プレゼンタ(TUP992のみ)にて、複数ジョブ、または複数ページの印刷を行う場合、プリンタビジータイムアウトには、 プレゼンタ待機時間に想定する時間よりも長い秒数を設定してください。

プリンタビジータイムアウトの設定は、以下の手順で行なってください。

  1. コントロールパネルより、Windows7/8/8.1では[ デバイスとプリンター ]を、WindowsVistaでは[ プリンタ ]を、 WindowsXPでは[ プリンタとFAX ]を開きます。
  2. 設定を行うプリンタキューのアイコンを右クリックしてプルダウンメニューより、 Windows7/8/8.1では[ プリンターのプロパティ ]を、WindowsVistaでは[ 管理者として実行 ] - [ プロパティ ]を、 WindowsXPでは[ プロパティ ]を選択します。
  3. 「Star / ヘルプ」タブの[ ポート拡張設定 ]より、プリンタビジータイムアウトの設定を行ないます。

 

動作環境

対応機種

TUP900

 

対応OS

Windows XP SP3以降(32bitのみ)
Windows Vista(32bit / 64bit)
Windows 7(32bit / 64bit)
Windows 8(32bit / 64bit)*
Windows 8.1(32bit / 64bit)*

* 詳しくはインストレーションマニュアルををご参照ください。

著作権

Copyright © 2018 Star Micronics Co., Ltd. All rights reserved.