FVP10 Windowsプリンタドライバ

このソフトウェアは、FVP10用のWindowsプリンタドライバです。
このプリンタドライバを使用して、多くのWindowsアプリケーションにおいて、基本的な印刷機能を使用することができます。

 

基本説明

プリンタキューの作成

プリンタドライバの機能を使用するには、プリンタキューの作成が必要です。  プリンタキューは以下の方法で作成できます。

 

プリンタキューが作成されると、プリンタの設定が可能となります。 プリンタの設定は以下の手順で行ないます。

  1. コントロールパネルより、[ デバイスとプリンター ]を開きます。
  2. 設定を行うプリンタキューのアイコンを右クリックしてプルダウンメニューより、 [ プリンターのプロパティ ]を選択します。
  3. 「全般」タブの[ 印刷設定 ]、または「デバイス設定」タブによりプリンタの設定を行ないます。

プリンタキューごとに、異なるプリンタ機能の設定を行うことができます。

 

プリンタドライバ機能と印刷モードの設定

プリンタドライバは’Line’と’Raster’の2つの印刷モードをサポートしており、デバイス設定の「印刷モード」を 切り替えることによって、使用できる機能が異なります。

’Raster’はグラフィックの高速印字が可能です。 また、デバイスフォント等’Line’のみで使用することができる機能があります。

それぞれのモードで使用できる機能は以下の通りです。機能名をクリックすると詳細説明へとリンクします。

デバイスの設定LineRaster
用紙タイプ
印字速度
印字濃度
180度反転印刷×
エラー復帰時のデータの扱い
頭出し機能×
電源投入時のブラックマーク位置検出
拡大縮小×
用紙カット
NVロゴ印刷×
ソフトロゴ印刷×
音声出力
外部機器連動機能

その他の機能LineRaster
用紙サイズ
印字品質
各種デバイスフォント×
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詳細説明

デバイスの設定

「デバイスの設定」タブによって、プリンタキューの設定内容を変更することができます。
「デバイス設定」タブは以下の手順で開きます。

  1. コントロールパネルより[ デバイスとプリンター ]を開きます。
  2. 設定を行うプリンタキューのアイコンを右クリックして、 プルダウンメニューより[ プリンターのプロパティ ]を選択します。
  3. 「デバイス設定」タブを選択します。


Memo: 同時には設定できない機能があります。
デバイス設定の項目に「!」マークが表示された場合は、各項目の説明をご参照の上設定内容をご確認ください。

各機能の内容について以下に説明します。

 

印刷モード

文書の印刷モードとして’Line’、’Raster’の選択ができます。
初期設定では’Raster’が選択されています。 印刷モードの設定によって使用できるプリンタドライバの機能が異なります。 詳しくはこちらをご参照ください。
USBインターフェイスを使用する場合は’Raster’を、シリアルインターフェイスを使用する場合は’Line’を選択すると、 プリンタの特性をより生かした利用が可能です。

Note: 印刷モードを切り替え後は、ご使用のアプリケーションを再起動してください。

 

用紙タイプ

用紙長が調整可能な’Receipt’、用紙長を一定にする’Ticket’、ブラックマークを検知可能な’Black Mark’の3種類があります。
’Receipt’を選択した場合、ページの印刷が終わるとすぐに用紙カットを行います。 (用紙サイズにおいて’Receipt’用紙サイズの設定が必要です。)
’Ticket’を選択した場合、印刷後に用紙サイズにおいて指定したページ長さに達するまで紙送りを行い、 一定の長さで用紙カットを行います。
’Black Mark’を選択した場合、ブラックマークの位置で用紙カットを行います。

 

印字設定 - 速度

印字速度を設定します。
通常使用時は’High’の設定で使用します。 印字速度よりも印字品質を優先する場合には’Low’を選択してください。

Note: 高解像度設定(印字品質) を行っている場合は、この設定は無効となります。

 

印字設定 - 濃度

印字結果の濃さを設定します。
通常使用時は’Standard’の設定で使用します。 印字を薄くする場合には’-1’’-2’’-3’を、印字を濃くする場合には’+1’’+2’’+3’を選択します。

 

印字設定 - 詳細 - 180度反転印字

’Enable’に設定することで上下反転印字を行います。

Note: この機能は印刷モード’Raster’に設定されている時のみ有効です。

 

印字設定 - 詳細 - エラー復帰後のデータの扱い

エラー発生時の、送信済みの印字データを処理する方法を設定します。
エラー復帰後に残りのデータをクリアしたい場合には'Clear Data By Document Unit'を選択し、 プリンタプロパティの「ポート」タブにある”双方向サポートを有効にする”にチェックを入れてください。
エラー復帰後に残りのデータを続けて印刷したい場合には'Store Data'を選択し、 プリンタプロパティの「ポート」タブにある”双方向サポートを有効にする”のチェックを外してください。

 

印字設定 - 詳細 - 頭出し

’Enable’に設定することで、印刷前にバックフィードを行い上余白を小さくすることができ、用紙の節約になります。

Note:
  • この機能は印刷モード’Raster’に設定されており、 ページカット動作または文書カット動作’Cut’に設定されている場合のみ有効です。
  • カッターのカットモードを切り替える際は、ハードウェアマニュアルをご参照の上”ディップスイッチ”と”カッター”の 設定を正しく行ってください。
    特に本機能を使用する場合にはご注意ください。

 

印字設定 - ブラックマーク - 電源投入時のブラックマーク位置検出

ブラックマーク用紙を使用する際に’Enable’に設定することで、電源投入後の印刷時にブラックマーク位置を検出して紙送りを行います。

Note: この機能は用紙タイプ’Black Mark’に設定されている時のみ有効です。

 

拡大縮小 - 倍率

拡大、縮小の倍率を設定します。
20%から200%までの値を設定できます。

Note: この機能は印刷モード’Raster’に設定されている時のみ有効です。
また、同時にソフトロゴを使用している場合、ソフトロゴの内容へは適用されません。

 

用紙カット - ページカット動作

最終ページ以外のすべてのページのカット動作を設定します。
文書中の各ページにおいてカットを行わない場合には’No Cut’を、カットを行う場合には’Cut’を選択します。

 

用紙カット - 文書カット動作

文書の最終ページのカット動作を設定します。
カットを行わない場合には’No Cut’を、カットを行う場合には’Cut’を選択します。

 

NVロゴ

NVロゴは、プリンタユーティリティのロゴ登録によってプリンタに登録したロゴデータを、文書やページの前後に印刷する機能です。
この設定を行う前に、プリンタにロゴを登録しておく必要があります。 詳しくはプリンタユーティリティのロゴ登録ヘルプをご参照ください。

Note: この機能は印刷モード’Line’に設定されている時のみ有効です。

 

NVロゴ - 文書先頭

文書の先頭にロゴ印刷を行う場合に、ロゴを印刷する位置と印刷するロゴデータを設定します。
左揃えでロゴの印刷を行うには’Left’を、中央揃えでロゴの印刷を行うには’Center’を、右揃えでロゴの印刷を行うには’Right’を選択します。 また、'登録番号'に、印刷するロゴデータ番号を設定します。
選択されたロゴは、文書の最初のページの先頭に印刷されます。
’No Use’を選択すると、文書の先頭のロゴ印刷は行いません。

 

NVロゴ - ページ先頭

ページの先頭にロゴ印刷を行う場合に、ロゴを印刷する位置と印刷するロゴデータを設定します。
左揃えでロゴの印刷を行うには’Left’を、中央揃えでロゴの印刷を行うには’Center’を、右揃えでロゴの印刷を行うには’Right’を選択します。 また、'登録番号'に、印刷するロゴデータ番号を設定します。
選択されたロゴはページの先頭に印刷されます。
’No Use’を選択すると、ページの先頭のロゴ印刷は行いません。

 

NVロゴ - ページ末尾

ページの末尾にロゴ印刷を行う場合に、ロゴを印刷する位置と印刷するロゴデータを設定します。
左揃えでロゴの印刷を行うには’Left’を、中央揃えでロゴの印刷を行うには’Center’を、右揃えでロゴの印刷を行うには’Right’を選択します。 また、'登録番号'に、印刷するロゴデータ番号を設定します。
選択されたロゴは、ページの末尾に印刷されます。
’No Use’を選択すると、ページの末尾のロゴ印刷は行いません。

 

NVロゴ - 文書末尾

文書の末尾にロゴ印刷を行う場合に、ロゴを印刷する位置と印刷するロゴデータを設定します。
左揃えでロゴの印刷を行うには’Left’を、中央揃えでロゴの印刷を行うには’Center’を、右揃えでロゴの印刷を行うには’Right’を選択します。 また、'登録番号'に、印刷するロゴデータ番号を設定します。
選択されたロゴは、文書の最後のページの末尾に印刷されます。
’No Use’を選択すると、文書の末尾のロゴ印刷は行いません。

 

ソフトロゴ

ソフトロゴは、PCに保存したデータをロゴとして文書やページの前後に印刷する機能です。
プリンタから印刷する内容を、ラスターロゴデータとしてPCに保存して、ロゴとして使用することができます。 また、PCに保存したBMPデータをロゴとして使用することができます。

ソフトロゴに使用するデータは、規定の場所(起動ドライブ:¥Star¥ <プリンタキュー名>¥StarRasterLogoData¥)の印字位置ごとのフォルダに 保存することで使用できるようになります。BMPデータを使用する場合には、ファイル名を0からの連番として保存してください。

Note: この機能は印刷モード’Raster’に設定されている時のみ有効です。

 

ソフトロゴ - モード

ソフトロゴを設定するタイミングの’Generate - ...'を選択して、ロゴデータにしたい内容を印刷することで、 規定の場所の各タイミングごとのフォルダに、印刷結果と同じ内容のロゴデータをBMP形式で保存します。
複数ページの印刷内容を複数のロゴデータとして保存することができます。また、すでにBMPデータが保存されたタイミングに対して ロゴデータの保存を行った場合は、保存済みのBMPデータが消去されて新しいロゴデータが上書きされます。
[ Test Print ]ボタンをクリックすると、選択した’Generate - ...'に対応するフォルダに保存済みのBMPデータをすべて印刷します。

’Print Mode'を選択することで、設定したタイミングでソフトロゴの印刷を行います。

 

ソフトロゴ - 文書先頭

'All - BMP'を選択すると、規定の場所の”StartDoc”フォルダにあるすべてのBMPデータを、文書の先頭に印刷します。 'Sequential - BMP'を選択すると、規定の場所の”StartDoc”フォルダにあるBMPデータを、1データずつ順番に文書の先頭に印刷します。
’No Use'を選択すると、文書の先頭のソフトロゴ印刷は行いません。

 

ソフトロゴ - ページ先頭

'All - BMP'を選択すると、規定の場所の”StartPage”フォルダにあるすべてのBMPデータを、ページの先頭に印刷します。 'Sequential - BMP'を選択すると、規定の場所の”StartPage”フォルダにあるBMPデータを、1データずつ順番にページの先頭に印刷します。
’No Use'を選択すると、ページの先頭のソフトロゴ印刷は行いません。

 

ソフトロゴ - ページ末尾

'All - BMP'を選択すると、規定の場所の”EndPage”フォルダにあるすべてのBMPデータを、ページの末尾に印刷します。 'Sequential - BMP'を選択すると、規定の場所の”EndPage”フォルダにあるBMPデータを、1データずつ順番にページの末尾に印刷します。
’No Use'を選択すると、ページの末尾のソフトロゴ印刷は行いません。

 

ソフトロゴ - 文書末尾

'All - BMP'を選択すると、規定の場所の”EndDoc”フォルダにあるすべてのBMPデータを、文書の末尾に印刷します。 'Sequential - BMP'を選択すると、規定の場所の”EndDoc”フォルダにあるBMPデータを、1データずつ順番に文書の末尾に印刷します。
’No Use'を選択すると、文書の末尾のソフトロゴ印刷は行いません。

 

音声

音声は、プリンターに登録されている音声データを印刷の前後に再生する機能です。
音声再生を行うには、事前にプリンタに音声データを登録しておく必要があります。 詳しくは音声登録ヘルプをご参照ください。

 

音声 - 文書先頭

文書の先頭に音声再生を行う場合には、プリンターに登録されている音声データ’Sound n’を選択します。
選択された音声は、文書の最初のページの先頭に再生されます。 ’No Sound’を選択すると、文書の先頭の音声再生は行いません。

 

音声 - 文書末尾

文書の末尾に音声再生を行う場合には、プリンタに登録されている音声データ’Sound n’を選択します。
選択された音声は、文書の最終ページの末尾に再生されます。 ’No Sound’を選択すると、文書の末尾の音声再生は行いません。

 

外部機器1 - タイプ

使用する外部機器1のタイプとして、’Buzzer’、’Cash Drawer’の選択ができます。
’Buzzer’を選択した場合は、内臓スピーカーよりブザー音を再生します。
外部機器1を使用しない場合は、設定の必要はありません。(この設定は無視されます。)

Note: 外部機器1にブザー以外の機器(キャッシュドロワ等)を使用する場合には、’Buzzer’を選択しないでください。
使用した場合、外部機器本体が破壊する恐れがあります。

 

外部機器1 - タイミング

外部機器1を作動させるタイミングを設定します。
’Document Top’を選択すると、印字開始前に一度だけ作動させます。 ’Page Top’を選択すると、各ページ印字開始前に作動させます。 ’Page Bottom’を選択すると、各ページ印字終了後に作動させます。 ’Document Bottom’を選択すると、印字終了時に一度だけ作動させます。

Note: 外部機器1を使用しない場合は’No Use’を選択してください。

 

外部機器1 - キャッシュドロワ1- パルス幅

外部機器1にキャッシュドロワを使用する場合、パルス幅を設定できます。
キャッシュドロワの種類によって要求されるパルス幅は異なるため、ご使用のキャッシュドロワに合わせた設定を行なってください。

 

外部機器1 - ブザー - 鳴動時間

外部機器タイプに’Buzzer’を選択した場合の、外部機器1のブザー音再生時間を設定します。
ご使用のアプリケーションに適した鳴動時間を選択してください。 例として、長めに設定すると注意喚起音として、短めに設定すると割り込み音として使用できます。

 

外部機器1 - ブザー - 休止時間

外部機器タイプに’Buzzer’を選択した場合の、外部機器1の休止時間を設定します。
ブザー1-鳴動回数で繰り返し回数を指定した場合のブザー音再生間隔を示します。 短く設定すると早いブザー音再生の繰り返しを、長く設定するとゆっくりとしたブザー音再生の繰り返しを得られます。

 

外部機器1 - ブザー - 鳴動回数

外部機器タイプに’Buzzer’を選択した場合の、外部機器1の一回の駆動で行うブザー音の繰り返し再生回数を設定します。

設定した鳴動回数に関わらず、”FEEDボタン”を押すことでブザー音は止まります。

 

外部機器2 - タイプ

使用する外部機器2のタイプとして、’Buzzer’、’Cash Drawer’の選択ができます。
外部機器2を使用しない場合は、設定の必要はありません。(この設定は無視されます。)

Note: 外部機器2にブザー以外の機器(キャッシュドロワ等)を使用する場合には、’Buzzer’を選択しないでください。
使用した場合、外部機器本体が破壊する恐れがあります。

 

外部機器2 - タイミング

外部機器2を作動させるタイミングを設定します。
’Document Top’を選択すると、印字開始前に作動させます。 ’Page Top’を選択すると、各ページ印字開始前に作動させます。 ’Page Bottom’を選択すると、各ページ印字終了ごとに作動させます。 ’Document Bottom’を選択すると、印字終了時に作動させます。

Note: 外部機器2を使用しない場合は’No Use’を選択してください。

 

外部機器2 - キャッシュドロワ - パルス幅

外部機器2にキャッシュドロワを使用する場合、パルス幅は’200 milliseconds’固定です。

 

外部機器2 - ブザー - 鳴動時間

外部機器タイプに’Buzzer’を選択した場合の、外部機器2のブザー音再生時間を設定します。
ご使用のアプリケーションに適した鳴動時間を選択してください。 例として、長めに設定すると注意喚起音として、短めに設定すると割り込み音として使用できます。

 

外部機器2 - ブザー - 休止時間

外部機器タイプに’Buzzer’を選択した場合の、外部機器2の休止時間を設定します。
ブザー2-鳴動回数で繰り返し回数を指定した場合のブザー音再生間隔を示します。 短く設定すると早いブザー音再生の繰り返しを、長く設定するとゆっくりとしたブザー音再生の繰り返しを得られます。

 

外部機器2 - ブザー - 鳴動回数

外部機器タイプに’Buzzer’を選択した場合の、外部機器2の一回の駆動で行うブザー音の繰り返し再生回数を設定します。

設定した鳴動回数に関わらず、”FEEDボタン”を押すことでブザー音は止まります。

 

用紙サイズ

このドライバには、標準用紙サイズが用意されています。
また、Windowsの機能を利用してユーザ定義による用紙サイズを作成し、使用する事もできます。
各用紙サイズは”幅”と”長さ”で定義されており、この範囲内のすべての領域の印刷が可能です。 ドキュメントにおいてマージンを設定する必要はありません。
レシートのような可変長印刷を行う場合には、用紙サイズ名に”Receipt”を含む用紙サイズを選択して、 用紙タイプの設定を’Receipt’としてください。

用紙サイズ設定は、印刷処理を行なうアプリケーションの設定が最優先されます。
アプリケーションに用紙サイズの設定箇所がない場合には、以下の設定を行ってください。 3ヶ所の設定値を同じ値とすることを推奨します。

  1. コントロールパネルより[ デバイスとプリンター ]を開きます。
  2. 設定を行うプリンタキューのアイコンを右クリックしてプルダウンメニューより [ プリンターのプロパティ ]を選択します。
  3. ”全般”タブの[ 印刷設定... ]をクリック、”レイアウト”タブの[ 詳細設定... ]をクリックして、 詳細オプションを開き、用紙サイズを選択します。
  4. ”デバイスの設定”タブより、「給紙方法と用紙の割り当て」の”FRICTION”で用紙サイズを選択します。
  5. ”詳細設定”タブの[ 標準の設定... ]をクリック、”レイアウト”タブの[ 詳細設定... ]をクリックして、 詳細オプションを開き、用紙サイズを選択します。

 

標準用紙サイズ

FVP10プリンタドライバであらかじめ定義されている用紙サイズは以下の通りです。

設定値初期値印字幅長さ
50.8mm x 200mm50.8mm200mm
50.8mm x Receipt50.8mm3,000mm
52mm x 200mm52mm200mm
52mm x Receipt52mm3,000mm
52.5mm x 200mm52.5mm200mm
52.5mm x Receipt52.5mm3,000mm
72mm x 200mm72mm200mm
72mm x Receipt72mm3,000mm
Star Thermal 80mm x A472mm297mm
Star Thermal 3inch x Letter72mm11inch

 

ユーザー定義による用紙サイズの作成

ユーザー定義の用紙サイズの作成は、Windows標準の機能を使用して以下の手順で行なってください。

  1. コントロールパネルから、[ デバイスとプリンター ]を開きます。
  2. 設定するプリンタを選択して、メニューより[ プリントサーバープロパティ ]をクリックします。
  3. 用紙タブをクリックします。
  4. ”新しい用紙を作成する”のチェックボックスを選択します。
  5. ”用紙名”に現在表示されている名前を編集して、新しい名前を設定します。
  6. ”用紙の説明”内で寸法の単位を選択し、用紙サイズの「幅」と「高さ」を入力します。
  7. [ 用紙の保存 ]ボタンをクリックして、[ OK ]ボタンをクリックして画面を閉じます。

 

FVP10プリンタドライバで利用可能な用紙サイズは以下の通りです。
ユーザー定義用紙サイズは以下の範囲内で行なってください。

用紙幅最小値25.4mm
最大値72mm
用紙高さ最小値25.4mm
最大値3276.7mm

 

印字品質

このプリンタドライバでは、印字品質の設定を変えることによって印字解像度を変更することができます。
プリンタドライバのデバイスの設定にて「印刷モード」を’Raster’に設定することにより使用できます。
印字品質の設定は、以下の手順で行なってください。

  1. コントロールパネルから、[ デバイスとプリンター ]を開きます。
  2. 印字品質を変更するプリンタキューのアイコンを右クリックして[ 印刷設定 ]を選択します。
  3. 「レイアウト」タブをクリックして、[ 詳細設定 ]ボタンをクリックします。
  4. 詳細オプション画面の[ グラフィックス ] - [ 印字品質 ] で設定を行います。

次の内容の設定ができます。

設定値初期値詳細
203 x 406 dots per inch幅:203dpi 縦:406dpi で印刷します。
203 x 203 dots per inch幅:203dpi 縦:203dpi で印刷します。

 

デバイスフォント(プリンタフォント・バーコードフォント・コントロールフォント)

このプリンタドライバは、プリンタに内蔵のデバイスフォントを、ご使用のアプリケーションから選択して使用することができます。
デバイスフォントを使用する際には、プリンタドライバにて「印刷モード」を’Line’に設定してください。

プリンタフォントを使用することで、鮮明で高速な印刷結果を得ることができます。 バーコードフォントは、コードをテキストで入力することにより、バーコードの生成と印字が可能です。 コントロールフォントはプリンタが持つ機能を各文字に割り当てられており、文字を指定することによってさまざまな機能を実行することができます。

デバイスフォントに関してくわしくはこちらをご参照ください。

 

動作環境

対応機種

FVP10

 

対応OS

Windows 7(32bit / 64bit)
Windows 8(32bit / 64bit)*
Windows 8.1(32bit / 64bit)*
Windows 10(32bit / 64bit)*

* 詳しくはインストレーションマニュアルををご参照ください。

著作権

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